YouTuberを社外取締役に起用!《ワークマン》から学ぶ「インフルエンサー活用術」。フォロワー数が多ければいいわけではない
企業と協力することは、インフルエンサーにとってもメリットがあります。つまり、企業にとってもインフルエンサーにとってもチャンスになる、というわけです。
フォロワー数が多ければいいわけではない
ひと口にインフルエンサーと言っても、知名度、影響力の大きさ、フォロワー数はさまざまです。フォロワー100万人以上の人もいれば、1000人以下の人もいます。その影響力の大きさによって、次のように呼び分けられています。
フォロワーの多い人はそれだけ影響力が大きいことは間違いありません。ただし、フォロワー数が多ければ多いほどいいというものでもありません。
「トップインフルエンサー」は、社会的知名度の非常に高い人、いわゆる有名人が多いです。フォロワー数も圧倒的に多く、影響力はとても大きいです。けれども、有名すぎるがために、その人に対する親近感や共感は湧きにくいのです。つまり、なんとなく興味本位でフォローしているような人もとても多いのです。ですから、トップインフルエンサーのアカウントは、実際にはエンゲージメント率は低いことが多いのです。
一方、「ナノインフルエンサー」は、フォロワー数はかなり限られています。母数は少ないですが、身近な存在としてフォロワーとの関係性が築けていることが強く、狭いコミュニティ内での影響力はかなり強い。そのため、フォロワーの反応がよい、エンゲージメント率が高いという特徴があります。人数は少なくても、しっかりと影響が出やすい。あるターゲット層に向けて濃いアプローチができる、ということになります。
中間である「マクロインフルエンサー」や「マイクロインフルエンサー」は、トップインフルエンサーほど世の中の知名度はないけれども、特定のジャンルにおいて強い影響力を持ってSNS上で活躍している人たちです。
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