YouTuberを社外取締役に起用!《ワークマン》から学ぶ「インフルエンサー活用術」。フォロワー数が多ければいいわけではない
とくに、ファッション、ビューティ、フィットネス、グルメ、旅行といった分野はインフルエンサーの影響がマーケティングに大きく関係しやすい領域です。中には、ファンにとってカリスマ的な存在のような人もいます。
要は、そのインフルエンサーがどんな分野でどのくらい影響力を持っているかを個別に分析してみないとわからない。「フォロワー数の多さ」だけが判断の基準ではないということです。
インフルエンサーを選ぶときのポイント
インフルエンサーに力を借りたいとき、どうやって選んだらいいのかについても触れておきましょう。
インフルエンサーを探すには、3つの方法があります。
プラットフォームで探すにしても、キャスティング会社に頼むにしても、それなりの費用がかかります。その点、自分たちで直接見つけることができればコストを抑えることができます。
とくに初めてインフルエンサーに協力を頼む場合、相手がどんなインフルエンサーなのかを実際に知った上で、じかにコミュニケーションを重ねられるほうが認識のズレが起きにくいです。最初は自分たちで見つけて、自分たちで交渉してみることをおすすめします。
どんなインフルエンサーが合うかは、以下のような点に注意するといいでしょう。
◎自社の商品やブランディングと親和性があるか
起用するインフルエンサーが「自社のイメージに合っているか」、そして「訴求したいターゲット層に支持されているか」といった視点で、自社や商品・サービスとの親和性を確認することはとても重要です。どんなに影響力を持つインフルエンサーでも、このベクトルがズレているとよい結果につながりません。
相性を知るには、「投稿内容が自社の求めるクオリティに見合っているか」も大事です。
また、「フォロワー属性(年齢層、性別、興味・関心など)」も確認しておきたいところです。
◎フォロワーとの関係性はどうか
「フォロワー数の多さ」だけで判断しないほうがいいことは、前述の説明でもわかったと思います。むしろフォロワーとどういった距離感どういう関係性を築いているかを確認することが大事です。
多くの人から憧れられているインフルエンサーがいいのか、親近感があってフォロワーとコミュニケーションができているインフルエンサーがいいのか。エンゲージメント率が高いインフルエンサーのほうが、より効果的にターゲット層にリーチすることができます。
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