「人脈を駆使して"トモダチ100人"を集める」「高校の同級生・指原と渡辺がMCの番組も」…。アマプラで「実験的バラエティ」続々登場の背景
6月配信の恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン シーズン6』を上記に加えるなら、隔月または毎月のハイペースでオリジナルの新作が投入されている状況だ。
では昨年はどうだったかというと、更新頻度にもっとバラつきがあった。8月の『世界平和結社 エンゼルフレンチキッス』、10月の『KILLAH KUTS』『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ』、12月の『ベストフレンドハウス』などが代表的なコンテンツだが、上半期の1〜5月は国内オリジナルの新作なし。配信本数も、今年分が昨年分を現時点で上回っている。


そのようにバラエティラッシュが続く2025年。中でも注目を集めていたのが、7月に公開された『賞金1億円の人脈&人望バトル トモダチ100人よべるかな?』だ。
バナナマン・設楽とバカリズムがMCを務める同番組は、その名のとおり「賞金1億円」をかけた大規模なゲームバラエティ。出演者の、さらば青春の光・森田哲矢、Matt、河合郁人が3チームに分かれ、ルールの縛りに従いながら人脈を駆使して"トモダチ100人"を集めるべく奮闘する。
「収録カメラ60台」「企画構想1年以上」「収録連続14時間」など力の入ったキーワードが並んだ番組だったが、公開後の反応もそれに応え、Prime Video内ランキングではトップ3にランクインした。
着実に勢いを増している今年のPrime Video。制作のキーパーソンと見られるのが、『シークレットNGハウス』『3年C組 指原×翔太』『~トモダチ100人よべるかな?』『セフレと恋人の境界線』など多くの番組に携わるAmazon Studiosの演出家・プロデューサー、芦田太郎氏だ。
『あざとくて』などのテレ朝出身P、増す存在感
芦田氏は2022年までテレビ朝日のバラエティ制作班に在籍し、人気番組『あざとくて何が悪いの?』をはじめ『あいつ今何してる?』『トゲアリトゲナシトゲトゲ』『まだアプデしてないの?』などを担当。
立ち上げから携わった『あざとくて~』では、田中みな実、弘中綾香を初代MCに抜擢し、アナウンサーの役割とはまた異なる、タレントとしてユーモアが輝く場を作り出した。
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