「人脈を駆使して"トモダチ100人"を集める」「高校の同級生・指原と渡辺がMCの番組も」…。アマプラで「実験的バラエティ」続々登場の背景

利用者数が今年末には3890万人を超えるといわれ、生活インフラ化がますます進んでいる有料動画配信サービス。ICT総研の調査(*1)によると、各社サービスの中で今年利用率トップを獲得したのは、Amazonが提供する「Prime Video」だ。
Prime Videoといえばこれまで、月額利用料金の手頃さや、ECサービスでの配送無料などの豊富な会員特典が「コスパ重視」のユーザーから評価されてきた。
一方、ドラマやドキュメンタリーなどのオリジナル作品であればNetflix、見放題の作品数であればU-NEXTのブランドが強く、「コンテンツ充実度」においてPrime Videoは他社に一歩遅れてきた側面がある。
だが近頃、そんなPrime Videoの日本版コンテンツに、おもしろい変化が起きている。本稿では今年のオリジナル作品をたどりながら、その変化についてレポートしてみたい。
実験的な新バラエティが次々と登場
気になるのは、国内バラエティの活発な動きだ。
今年のラインナップを見ると、1月に『〇女は愚痴りたい』(出演:YOU、梨花、MEGUMI、永野)、3月に『シークレットNGハウス』(出演:嵐・二宮和也、オードリー・若林正恭)、4月に『3年C組 指原×翔太』(出演:指原莉乃、Snow Man・渡辺翔太)、7月に『賞金1億円の人脈&人望バトル トモダチ100人よべるかな?』(出演:バナナマン・設楽統、バカリズム)、9月に『セフレと恋人の境界線』(出演:YOU、令和ロマン・髙比良くるま、ラランド・サーヤ、千葉雄大)と、立て続けに新バラエティが公開されている。
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