「長崎でちゃんぽん食べよう→逆にリンガーハットに行くべき」な理由とは? 全国561店舗チェーンが担う"長崎ちゃんぽん入門"の役割

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「おひとついただきます、ありがとうございます」と手に取り、お店を後にした。

窓の外には自家製グリーンカーテン(筆者撮影)
後日、佃煮にしておいしくいただきました(筆者撮影)

駅周辺には鉄道の歴史を語る旧給水塔が

せっかくなので、早岐駅周辺の見どころを一つご紹介しよう。JR早岐駅は明治30(1987)年に開業し、この地域は機関区も置かれ、鉄道関係の施設が多く建設された歴史がある。

この旧給水塔はその一つだ。

旧給水塔と地元スーパーの看板とのコラボレーション(筆者撮影)

高低差を利用して、素早く蒸気機関車に給水をする役割を担っていたらしい。以前は上部に銅製の水槽が設置されていたとのことだ。

当時のバルブがいまも残る。給水塔の中も覗けるのでぜひ見てほしい(筆者撮影)

また、この早岐駅には「スイッチバック構造」という大きな特徴があり、上り下りともにここを通過する列車は進行方向が逆になる。例えば、下り列車で早岐駅から佐世保駅へ向かう際には、これまで進行方向が前向きだったのが後ろ向きになる……のだが、佐世保駅には10分程度で着いてしまうため、椅子の向きを変えずそのまま乗る人が多い気がする(筆者もだ)。

もしこの周辺で出張に訪れることがあったら、ぜひぶらりと歩いてみてほしい。

【画像を見る】野菜たっぷりでおいしそう…!長崎ちゃんぽんとぎょうざのセット(1120円)はこんな感じ
山本 千尋 フリーライター

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やまもと ちひろ / Chihiro Yamamoto

1986年生まれ、長崎県佐世保市出身・在住。フリーライター、劇団主宰。Uターン後、地元情報誌の編集記者として勤務。結婚を機に退職し、関東のメディア「デイリーポータルZ」でも執筆していた記事をベースに著書「佐世保の自由研究」「佐世保の自由研究2」をリリース。夫と二人の娘との暮らしのなかでふれるさまざまなヒトモノコトを取材しています。

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