5.6mmの薄さ「iPhone Air」徹底レビュー!19日発売、税込み15万9800円~。写真を撮ったり、折り曲げようとしてみたり…実際に使った"正直な感想"

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iPhoneの底面のストラップホールに装着すれば、iPhoneに肩掛けのストラップを取り付けることができる。街中で、スマホを肩から提げているスタイルも珍しくない中で、アップルがそうしたトレンドを取り入れた形となる。

このストラップは、AirTag用のホルダーのようなボタンがあり、ストラップは簡単に取り外せる仕組み。またストラップ自体にはマグネットが入っており、長さ調整をした際にも、二重になっているストラップがピタッとくっつく点もスマートだ。

ストラップホールと本体はかなり接近しており、細い紐である必要はあるが、純正ストラップ以外でも取り付けられるため、肩掛けスタイルの様々なアレンジが可能になる。

iPhone Airを数日間使った正直な感想

iPhone Airを数日間使ってみて、とにかく薄さ、軽さの価値、魅力を最大限に体験できた。バッテリー、カメラ、スマホ本体の使い心地、いずれも非常に高いレベルで、スマートフォンとしての完成度があり、不便さを感じることはなかった。

確かにカメラやバッテリーなどにこだわると、すぐにiPhone 17 Proの姿がちらつくし、価格を考えると過去のProモデルのように充実したiPhone 17が選びやすい。

その一方で、iPhone Airが加わることで、「Proの負担」を軽減することにもつながったと見ている。それまでProモデルは、高級路線と最高性能を両立する、という難しい立場にあった。

ところが2025年は、ProとAirを分け、高級感がありデザイン優先のモデルを、Airの役割とすることができた。

そのため、iPhone 17 Proは、まるでソニーやニコンの業務機材カメラのような無骨な佇まいが、より要求レベルの高い環境への対応を期待させるデザインになった。Proがここまで振り切れたのは、高級感あるモデルとしてiPhone Airを切り離せたからだ。

このことによって、ターゲットとなる顧客にとっても、デザインなのか、性能なのか、というわかりやすい選択が可能となるだろう。

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松村 太郎 ジャーナリスト

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まつむら たろう / Taro Matsumura

1980年生まれ。慶應義塾大学政策・メディア研究科卒。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、キャスタリア株式会社取締役研究責任者、ビジネス・ブレークスルー大学講師。著書に『LinkedInスタートブック』(日経BP)、『スマートフォン新時代』(NTT出版)、監訳に『「ソーシャルラーニング」入門』(日経BP)など。

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