5.6mmの薄さ「iPhone Air」徹底レビュー!19日発売、税込み15万9800円~。写真を撮ったり、折り曲げようとしてみたり…実際に使った"正直な感想"

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6.5インチProMotionディスプレイには、傷付きや割れにより強くなったセラミックシールド2のカバーガラスが施される。

そして「プラトー」(高原や台地などの意味)と呼ばれるカメラ部分は盛り上がりは横幅一杯に伸びており、それ以外の部分は5.6mmのフラットな平原が広がっている。背面にもセラミックシールドが用いられ、堅牢性を高めた。

手元のはかりでの計測は163.4g。2025年登場のスマートフォンでいうと、9月に登場したiPhone 17の177.8gに比べると14.4g軽く、2月に登場したiPhone 16eより2gほど軽い。iPhoneラインナップの中で、現在最も軽いスマートフォン、ということになる。

カメラまわりのプラトーは、ただデザイン的に盛り上がっているだけではない。この部分にA19 Proチップ、Apple C1Xモデム、Apple N1(ワイヤレスネットワークチップ)を含むスマホの頭脳となる基板が集められている設計。

それ以外の部分はバッテリーのみを配置する形で、この薄型デザインを実現している。

強度は?握力55kgの筆者が折り曲げようとすると…

iPhone Air
チタンフレームとセラミックシールドによる堅牢性の高いボディ。しかしただ堅いだけでなく、しなることで壊れないようにしている(筆者撮影)

薄型のスマートフォンで心配されるのは、「折れてしまわないか?」ということ。特に男性の場合、お尻のポケットにスマートフォンを入れる人も少なくない。

薄いだけに、ポケットに入れたまま座ってしまったら……という心配もあるだろう。

そこで握力55kg程度の筆者が、iPhone Airの両端を持ち、ディスプレイ面に親指をあてて、思い切り曲げようと試みた。

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