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批判されたクリエイターが自ら解説し共感を獲得。万博の情報発信課題が次回イベントに残した反省点

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  • 林 信行 フリージャーナリスト、コンサルタント

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4月30日19時頃の大阪・関西万博。今では2〜3時間待ちの大行列が消えることのないフランス館とアメリカ館前の広場も、ゴールデンウィーク中はまだこんなに空いていた。万博評価の転換点については色々な説があるが、ゴールデンウィークに訪問した人がその体験をソーシャルメディアで発信したことも評価を大きく変えたと言われている(筆者撮影)
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閉幕まで残すところ約1ヵ月を切った大阪・関西万博。チャンスのある人は、今からでも訪れるべき歴史的なイベントとなったが、この万博はいったい日本にどんなレガシーを残すのだろう。

1970年にアジア初の万博として開催された大阪万博は、戦後の復興を果たし高度経済成長のピークに到達した日本を世界に知らしめ、2010年に上海万博が開催されるまで40年間、歴代最多の来場者を記録した万博の座に君臨した。足を運んだ人々は、今でもワクワクする未来の到来を実感したと語り、その思い出を「太陽の塔」に重ね合わせている。

大阪・関西万博が未来に残すものとは

では、大阪・関西万博は、これからの日本、そして世界にどんな影響を残すのか。

悪かった評判が会期中に一気に好転し、現在では連日大混雑、公式グッズも驚異的な売り上げを続けている万博だが、一方で、予約システムの不評は変わらず、一部海外パビリオンでの工事費未払い問題など見過ごせない問題も残ったままと課題も多い。

この万博が成功だったか失敗だったかの意見は人によって分かれるだろう。しかし、仮に失敗だったとしても、そこから何が問題だったかを反省し、教訓にできれば日本は未来に向かって良い前進ができる。しかし、逆にそれをしなければ、将来再び同じ過ちを繰り返してしまうかも知れず、それは大きな後退となる。重要なのは、この万博を我々がどう振り返るかだ。

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