命を守る東京都 立川市の自治会 佐藤良子著
ふるさとづくり大賞総理大臣賞、全国防災まちづくり大賞を受賞し、「日本でいちばん住みたい団地」ともいわれる東京都立川市の大山団地。何がそうさせているのか。
自治会財政を支えているのがコミュニティビジネスだ。会費納入率はほぼ100%だが、公園、公営駐車場の委託管理請負などさまざまな工夫で財政基盤を厚くする。東日本大震災の被災者受け入れも68世帯180人に上り、希望者は後を絶たない。「向こう三軒両隣」を基本にしたコミュニティづくりは、子どもの虐待や高齢者の孤立死を防ぐのにも役立っている。
住民数3200人の「ベッドタウン」の自治会長が、命を守り、人を救う自治会のあり方を説き明かす。
広済堂新書 840円
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