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物価高に負けない「フィンランド鉄道旅」の醍醐味 1泊3000円台の宿、寝台車で白夜の北極圏までも

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フィンランドもIT先進国である。滞在中、現金が必要な場面はなく、すべてクレジットカード決済だった。鉄道ではほとんど紙の切符はない。改札がないので頻繁に検札が行われるが、地元の人が見せているのはスマホの画面である。筆者の「ユーレイルパス」もスマホの画面表示である。また、ヘルシンキの市内交通はICカードで、タンペレのトラムのみコンビニ購入のレシートのような紙の切符だった。トラムやバスも現金で乗ることはできない。

さらに、近年は日本含め、レストラン、買物、観光施設はスマホでクレジットカード決済という場面が増えたが、フィンランドでは駅のトイレがスマホ決済しないと鍵が開かないという状況だった。

【写真をすべて見る】4両編成の連接車を2組連結して8両編成にしたヘルシンキ近郊電車など、フィンランドの鉄道旅の醍醐味を60枚以上の豊富な写真で疑似体験。日本では旅情を味わうことができなくなった客車寝台や食堂車も……

スマホがないとトイレも使えない

海外では有料トイレは珍しくないが、以前は現金だったものがクレジットカード決済になり、それがタッチ決済のみへと変化し、さらにスマホでの決済に進化したということになる。トイレのドアにあるのはQRコードのみである。つまり、スマホを所持しQRコードからそのサイトへアクセスして、スマホによるクレジットカード決済ができないとトイレも利用できない。

ただし、外国人観光客も多く利用するであろうヘルシンキ中央駅のトイレはクレジットカードのタッチ決済方式だった。おそらく、慣れていない外国人を考慮して、ヘルシンキ中央駅のトイレはこの方式を残したのではないかと思われる。

海外では思いのほかIT化が進んでいて、従来方式を残さないということも往々にある。日本人には首を傾げるシステムだが、「QRコードを読み取ってスマホで支払い」に慣れる必要があるのだろうと感じる。

そもそも、公共交通が極めて利用しやすくできている国なのに、公共トイレがなぜこんなに使いにくいのか甚だ疑問ではあるが。

【写真を見る】物価高に負けない「フィンランド鉄道旅」の醍醐味 1泊3000円台の宿、寝台車で白夜の北極圏までも(69枚)

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