「美しさを保つにはやめられない」 三原じゅん子大臣が国会を抜け出してでも受けたかった"たるみ・しわ美容医療"とは?
ハイフは超音波を照射して筋膜など皮膚の深層を熱で引き締める施術で、リフトアップ効果がある。特に、たるみに悩む40代以上に人気だ。料金は1回3万〜10万円ほど。ちなみに、施術中は皮膚の奥の奥にアイロンを当てられるような独特の痛みがある。
ヒアルロン酸注入とボツリヌストキシン注射は、アンチエイジング世代だけでなく20〜30代の若い世代にも人気の施術だ。
ヒアルロン酸注入は特にほうれい線や目じりのしわなどに効果を発揮する。術後に通常通りの生活に戻れるようになるまでの回復期間を指す「ダウンタイム」においても、腫れやあざの出現がほとんどなく、注入成分は数カ月で分解・吸収され、最終的に体外に排出される。1回2万〜8万円と美容施術の中では手頃な価格も人気を集める要因だ。
ボツリヌストキシン注射とは、ボツリヌス菌由来のタンパク質を表情筋に注入して筋肉を麻痺させることで、エラや、眉間などのしわを軽減する施術である。菌を注射、筋肉を麻痺……と恐ろしい語句が並ぶ通り、結構怖い&痛い施術ではあるのだが、元の筋肉のつき方によっては、高い小顔効果やしわ改善効果が見込める。
他にも、咬筋を抑制することで歯ぎしりや食いしばりを軽減することができるとして、歯を守るために注射をする人もいる。芸能人、一般人、男女問わず非常に人気があり、おおよその料金は1回2万〜4万円だ。
美容注射「失敗した」という事例も
いずれもダウンタイムがほとんどなく、リスクが少ない施術だといわれているが、「失敗した」という事例もある。最近話題になった例を挙げると、モデルの梨花さん(52歳)が体験談を明かしている。
自身のYouTubeチャンネルで『【美容医療】失敗しました』というタイトルの動画を投稿し、赤裸々に語った内容によると、梨花さんが肌のハリを出す美容医療を受けようとしたところ、施術時に医師が厚意でボトックス注射を追加したという。その結果、思うように顔を動かせなくなったそうだ。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら