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【朝ドラ】やなせたかし、意を決して応募した漫画がグランプリ受賞も妻「うれしくない」ワケ

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  • 真山 知幸 伝記作家、偉人研究家、芸術修士(MFA)

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イメージ(写真:kyon / PIXTA)
NHKの連続テレビ小説「あんぱん」が、放送回を重ねるごとに注目を集めているようだ。漫画家のやなせたかしと妻の暢(のぶ)をモデルにした物語である。やなせたかしといえば、子どもたちに人気の「アンパンマン」の作者として知られているが、ブレイクしたのは69歳のとき。30代でマンガ家デビューを果たして以来、長く不遇の時代を経験している。遅咲きだったやなせたかしは、いかにして飛躍したのか。『大器晩成列伝 遅咲きの人生には共通点があった!』の著者で偉人研究家の真山知幸氏が解説する。
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「手のひらを太陽に」の夕日バージョンも

「手のひらを太陽に」の作詞を手がけたことで知られる、やなせたかし。1987年1月17日、ラジオ第1「朝のティータイム」に出演したときには、当時67歳のやなせは聞き手のアナウンサーに、こんなことも明かしている。

「太陽の歌が何曲かあるんですけどね。あれが朝、昼の太陽だとするとね、夕日もつくらなきゃいけないって『夕日にむかって』っていうのを作ったんだけど」

孤独に陥りそうなときや、悲しみに暮れてしまうときには、夕日に向かって叫べばいい……そんな趣旨の歌詞は、ネガティブな心情を歌いながらも、そこから少しずつ気持ちが立ち上がっていくものになっており、生きる勇気をもらえる。

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