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たそがれの日本IBM、56年ぶり外国人社長

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日本のIT企業の場合、こうした今後を占う重要案件や長期的な関係を築きたい顧客に対しては赤字になってもやむをえない、というのが一般的になっている。日本IBMもそうした環境の中でビジネスをしてきた。

多発するトラブル

ところが、プロジェクトの途中から米IBMの影響が強まり、風向きが変わり始めたとスルガ銀行は言う。不正会計が発覚後の06年6月からは米本社から派遣された人物が開発を主導するようになっていた。「スルガ銀行は日本IBMにとって重要顧客でも、米IBMには一介の地銀にすぎない。採算管理が厳しくなったのだろう」と中堅IT企業の幹部は見る。

スルガ銀行だけではない。北海道の給与計算業者、エコミックからもシステム開発の失敗の損害をめぐって訴えられるなど似たようなトラブルが起きている。
 地盤沈下を食い止め、かつてのような存在感を取り戻せるのか。険しい道であるのは間違いない。

(島田知穂 撮影:吉野純治 =週刊東洋経済2012年4月14日号)

記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

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