「仕事量が減る人も多いが…」二宮和也が“事務所独立”でもまったくペースダウンしない事情

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

演技や歌の仕事も順調のようだ。

今月には、主演を務める映画『8番出口』が公開予定。KOTAKE CREATEが開発したゲームを実写映画化したものである。自他ともに認めるゲームマニアである二宮和也は、ただ演じるだけでなく、主人公のキャラクター設定についていろいろとアイデアを出し、監督とディスカッションしたということだ。

また主役以外での出演も続いていて、役柄もこれまであまりないものになっている。

現在放送中のNHK連続テレビ小説『あんぱん』では、北村匠海が演じる柳井嵩の父親・清役。すでに亡くなっている設定なので出演シーンはそれほど多くないが、嵩の人生の道標となる役柄を存在感たっぷりに演じている。

人気アニメの実写版映画『【推しの子】-The Final Act-』(2024年公開)では、カミキヒカル役を演じた。主人公の最大の敵となるキーパーソンで、冷酷さと優しさを併せ持つミステリアスなキャラクターだが、ここでもインパクトのある演技を披露している。

常に計算を働かせている役作り

俳優・二宮和也の演技には、先述のフラットさにも通じる自然体の魅力がベースにある。セリフや表情ひとつを取ってみても、その自然体から生まれる独特のリアリティがある。と同時に、演じている役柄の多様さからもわかるように、役作りの計算を常に働かせているクレバーさも感じられる。

歌のほうでは、ソロとしてカバーアルバム『〇〇と二宮と2』が2025年7月に発売されたばかり。その少し前の5月には、嵐が活動を再開するというビッグニュースもあった。

来年春に予定のコンサートツアーをもって活動終了を迎えるということではあるが、それまで嵐のメンバーとしての二宮にもまた注目が集まることになるだろう。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事