関取も選手監督も皆がワクワクしていた…パ・リーグと大相撲の「異色コラボ」が成功した要因
これまで数多くのコラボ企画を仕掛けてきた森氏。今回の大相撲とのコラボは、パ・リーグと他競技の初コラボということも相まって、有意義な反響を得られたという。
きつねダンスは「場所よりも緊張する」
「協会側としてもこれだけ大きな規模のコラボ企画は初めてだったようで、『実際にできるのか?』という不安もあったと伺っています。ただ、それが無事に終えられたということがまず一つ。それと、関取の皆さんに非常に楽しんでいただけたようで、それがすごくよかったなと。始球式で投げると知った関取の多くは、『よっしゃ!』と喜んでくださっていたそうです。
ファイターズガールのきつねダンスのパフォーマンスにご参加いただいた一山本関は、『場所よりも緊張する』と言っていましたが、それでもニコニコした表情でダンスを踊ってくださり、とてもありがたかったです。
他競技と初のコラボでしたが、大相撲とプロ野球双方のファンから『面白い』といった声をいただけました。『プロ野球が好きだけど、大相撲も好きだから楽しかった』という声も多数見られました。プロ野球にはプロ野球の良さ、大相撲には大相撲の良さがあって、双方を面白いととらえる方は一定数いると予想していましたし、それを改めて確認できたことがよかったです。それと、大相撲はスポーツであると同時に誰もが知る日本の文化でもあり、それがコラボ成功の大きな要因だと感じています」(森氏)
プロ野球ファンを増やし、スポーツ界全体を盛り上げるため、今後もさまざまなコラボ企画を実現していきたいと話す森氏。どのような企画を仕掛けていくのか目がはなせない。
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