「スタッフはシフト制」「球団ごとに動画制作の担当がいるわけではない」…。パ・リーグ人気に火をつけた「パテレ」。切り抜き動画の制作の裏側

視聴者の“琴線に触れる”ことが大事
スポーツのチームやリーグなどが運営する公式YouTubeチャンネルとして、日本で初めてチャンネル登録者数100万人を突破(2025年4月時点/147万人)した「パーソル パ・リーグTV 公式YouTubeチャンネル(以下YouTubeチャンネル)」。
プレー中だけではなく、ベンチ内の選手や球場を盛り上げるチアガールなどプレー以外のシーンの切り抜き動画により、プロ野球ファンのコア層はもとより、ライト層にもアプローチしている。
「今は何を基準にコア層、ライト層とするのかが難しくなっています。私は福岡ソフトバンクホークス株式会社(以下ホークス)在籍時にマーケティングを担当していたのですが、当時は球場にシーズン中6回来られる方をコア層としていました。シーズンが約6カ月なので、6回だと月1回。要は野球観戦に充てられる予算って大体それくらいだろうなと。
ただ、近年は当時と違って試合を動画視聴できる環境が整っていますので、球場に足を運ぶ運ばないだけでは測れない部分がでてきています。つまり、より多くのファンにアプローチしていくコンテンツが必要で、そのためには視聴者の“琴線に触れる”ことが大事。弊社の動画制作スタッフはそこを意識してくれています。
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