【25年上期の「Spotifyランキング」トップ10】海外で最も再生された日本アーティストは《Ado》!《YOASOBI》の同部門“5連覇”阻んだ理由は?

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興味深いのが、「海外で最も再生された国内アーティスト」1位にランクインしたAdoの曲が、「海外で最も再生された国内楽曲」TOP10内に1曲も登場していないことだ。

それに対して、アーティストTOP10で7位のCreepy Nutsは楽曲TOP5内に2曲、アーティストTOP10で3位のYOASOBIは楽曲TOP10内に2曲をランクインさせている。

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ここからわかるのは、Adoは特定の大ヒット曲に頼らず、幅広い楽曲が世界で聴かれているということ。昨年も同ランキング2位であり、楽曲の知名度も人気も高かったなか、ワールドツアーのトピックから多くの楽曲再生が伸びたことが推測される。

世界ヒットする日本の曲はほとんどがアニメタイアップ

Adoの曲が世界で広く聴かれている理由のひとつには、アニメ主題歌や挿入歌などのタイアップ曲が多いことがある。

彼女の代表作のひとつはアニメ映画『ONE PIECE FILM RED』オープニング主題歌&劇中歌の「新時代」や「私は最強」「逆光」だ。加えて、テレビアニメ『SPY×FAMILY』オープニングテーマ「クラクラ」を担当し、今年もテレビアニメ『BEYBLADE X』エンディングテーマ「Stay Gold」、テレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ』オープニング主題歌「ゲゲゲの鬼太郎」など、アニメ登場人物名義やフィーチャリングも含めて、多くのアニメタイアップソングをリリースしている。

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