「ロイズ ROYCE'」“体験価値”提供する工場見学の凄いこだわり 人気の生チョコ、ポテトチップチョコレートの誕生秘話とは

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ロイズの製造工程を間近で見ることができる工場見学(写真:ロイズコンフェクト提供)
製造工程を間近で見ることができる工場見学(写真:ロイズコンフェクト提供)
いまどきの工場見学は、ただの社会科見学ではない。ワクワク感やお得感を楽しめる人気スポットであり、企業のこだわりや技術力、現場ならではの工夫に触れられる貴重な場だ。
この連載では、実際に工場を訪れ、見学者目線の驚きや楽しさはもちろん、製品や施設に込められた企業の想いや試行錯誤の裏側をひもといていく。
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まるで“チョコレートの森”に迷い込んだような感覚に包まれる場所が、北海道にある。

その名も「ロイズカカオ&チョコレートタウン」。チョコレートやカカオについて、見て・触れて・遊んで・味わって学べる、全国でもめずらしい体験型のチョコレート工場見学施設だ。

ロイズカカオ&チョコレートタウン(写真:筆者撮影)
ロイズカカオ&チョコレートタウン(写真:筆者撮影)

北海道・当別町に位置するこの施設は、2023年の開業からまもなく2周年を迎える。株式会社ロイズコンフェクト(以下、ロイズ)が掲げるブランド戦略や製造体制を体感できる仕掛けが随所にあり、チョコレートを楽しむだけでなく、ここでしか味わえない限定ピザやオリジナルグッズ、ハイテクな製造機械の見学などを目当てに、国内外から多くの来場者が訪れている。

今回は、そんな「ロイズカカオ&チョコレートタウン」の魅力とともに、ロイズの開発秘話やこだわりについて、お話を伺った。

「ロイズオリジンチョコレート」の製造ラインを見学

「ロイズカカオ&チョコレートタウン」は札幌市内から車で約40分、新千歳空港からもおよそ1時間半の距離にある。驚くべきことに、2022年3月にはJR札沼線に「ロイズタウン駅」が新設された。これは北海道の在来線では約20年ぶりの新駅開業であり、チョコレートで有名なロイズの工場が近接していることもあり、実現したものだ。

ロイズタウン駅(写真:ロイズコンフェクト提供)
ロイズタウン駅(写真:ロイズコンフェクト提供)
【写真を見る】2本1組のアームでチョコレートを箱詰め…ロイズの人気定番商品「ロイズオリジンチョコレート」ができる様子。
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