あなたも「肉依存症」!?タバコやアルコールと同じくらい危険な依存症から解放してくれる、意外すぎる食品とは何か
その原因と考えられているのが、ファストフード、ソーセージ、グラノーラ、菓子パン、ゼリー、アイスクリーム、清涼飲料水、アルコール飲料など、高度に加工された「超加工食品」です。
これらの食品を日常的に食べていると、ドーパミンが通常の2倍多く分泌されるようになります。
しかしながら、ドーパミンが2倍に増えても、快感をもたらす信号が2倍強くなるわけではないので、思ったほどの快感が発生しません。
歯がゆい気持ちで快楽を求め、さらに食べてしまいます。これが食物依存症です。
タバコのニコチンやアルコールの依存症でも、ドーパミンが通常の2倍多く分泌されていますし、違法薬物であるコカインの依存症では、3倍多く分泌されているそうです。
食物依存症も立派な病気だということです。
動物性脂肪も依存を招きます。動物性脂肪は、肉、牛乳や乳製品、ケーキ、チョコレート、アイスクリームなどの洋菓子に多く含まれています。
近年の研究によれば、動物性脂肪への依存では、脳の満腹中枢の周辺に弱い炎症が起きるとのことです。
そして、違法薬物やアルコール、ニコチンへの依存と比べて手ごわく、抜け出すのに時間が長くかかると報告されています。
ここまで読んできて、待てよ、オレも肉の依存症なのかな? とゾッとした皆さん。
そうなんです。肉がないと食べた気がしないとなると、すでに依存におちいっているおそれがあります。
動物性脂肪依存症の強力な「解毒薬」
ソーセージ、菓子パン、ゼリー、清涼飲料水をはじめとする超加工食品、肉、牛乳ならびに乳製品、生クリームを使った洋菓子など、動物性脂肪の多い食品は依存症を招くと聞いて、驚いた人が多いのではないでしょうか。
こんなものの依存症になったら肥満待ったなしです。
でも、ご心配なく。動物性脂肪の依存症に関しては、日本で近年実施された研究から、強力な「解毒薬」がみつかっています。それが玄米です。
稲の実である籾(もみ)から、籾殻(もみがら)を除いたのが玄米、これを精製して糠(ぬか)と胚芽を除いたのが白米です。
大豆に含まれるβ(ベータ)‐コングリシニンや、海藻やキノコに多い食物繊維は、アディポネクチンという成分を増やすことで中性脂肪を減らし、内臓脂肪を落とすとされています。
じつは、アディポネクチンをさらに強力に増やしてくれるのが、玄米に含まれるγ(ガンマ)‐オリザノールという成分です。
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