短期間でのシステム開発は、優先順位が重要

お客さんの要望をそのまま聞いてはダメ

ぼへちゃんが任された前途多難なプロジェクトは、その後、どうなったのでしょうか。

まず大切なのは、どのようなシステムを作るか、という「要件定義」。新人さんがお客さんのところへ行って最初のヒアリングをしてきてくれたようです。

要件には、「絶対必要」「必要と思われる」「あったらいいかな」「次のフェーズで」
などの優先順位があります。ところが、新人さんのヒアリング一覧はS(絶対必要)とA(必要)しか見当たらない上、Sが8割を占めています。

「あかんや~ん」って叫んでしまうぼへちゃん。リリースまであんまり日数がないので、ここで、要件を絞り込む、優先順位の高い事にしぼって開発することが重要です。

とはいえ、お客さんにとっては、どれもこれもがなくてはならないものに見えちゃうんですよね。うまい具合に、優先順位を付けるよう導いてあげるのもヒアリングの中での重要なお仕事なのです。

新人さんには、そこをハンドリングするのは難しかったようですね。最初のヒアリングとはいえ、最初からベテランが行くべきだったのかもしれません。

次のミーティングで「絶対必要」「必要と思われる」をどうやったら、「あったらいいかな」「次のフェーズに」にもっていけるでしょうか。開発メンバーは4人しかいません。リリースまで、残された日数も少ないのです。ここからの巻き返しに注目です。

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング
  • 岐路に立つ日本の財政
  • 男性学・田中俊之のお悩み相談室
  • iPhoneの裏技
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
企業の成長に最も大切なものは<br>新浪剛史氏インタビュー

社員を追い詰めながら業績をひねり出すのではなく、「まずは理念の共有」が新浪流。ローソンから移って5年目、サントリーホールディングスの舵を取る辣腕経営者が、米ビーム社統合でも貫かれた「社員を大事にする経営」の神髄を語る。