なお、日本語は母音をつけて発音しますので、「かぁ」「きぃ」「くぅ」「けぇ」「こぉ」のように、必ず母音の口の形で終わります。「あ」を開けるイメージを作っておけば、母音すべてにつられて開き、結果的に50音すべてに効果が生まれます。
早口になったら、リセット
話す前には、指2本をタテに入れて口をストレッチしておくとよいでしょう。
このように口を開ければ、結果的にスピードは落ちます。「ゆっくり話そう」という意識を行動に移すのは案外難しく、そう思っていても、いつの間にか早くなってしまうもの。一方、「口を開けよう」というのは、行動に移しやすいのです。
話を続ける中で、オーバースピードの症状が出てきたら、「よし。ここからまた口を開けよう」と考え、実践してください。なお、このリセットは、資料やスライドをめくるときに実践しやすいので、そこをリセットポイントに設定してみてください。
標準のスピードを体に覚えさせ、意図的にゆっくりと始め、リセットを活用しながらスピードをコントロールすれば、早口問題は解決します。
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