放射能汚染地域からの子どもの集団疎開を求めた仮処分申し立て。その「模擬裁判」が郡山市内で開催

1時間にわたる法廷劇に続く第2部では、高橋哲哉・東京大学大学院教授や原発事故問題の記事執筆を続けている芸人のおしどりマコ氏、「福島の子どもたちからの手紙」著者の西片嘉奈子氏ら5人のゲストによる討論会が開催された。

高橋氏は「チェルノブイリ事故で人口規模がはるかに大きいウクライナのキエフ市が学童疎開に踏み切ったのに対して、児童生徒の人口が3万人にすぎない郡山市が実施しないのは理解できない」と発言。
 
 西片氏からは「福島の子どもたちは花を育てることもせず、あきらめの中で生活している。子どもたちをクラスメートから引き剥がさないためにも集団疎開は大事」といった意見が出た。
 
 おしどりマコ氏は「福島県では(放射能から身を守る)選択肢もなければ、正確に判断するための情報もない」と指摘した。

「ふくしま集団疎開裁判」は、原告のホームページで詳細を見ることができる。


法廷劇の第2部では、5人のゲストが討論


今年2月時点でも高い放射線量が続く(郡山市内の島中央公園)

(岡田広行 =東洋経済オンライン)

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