
災害の予言とは、生き残った者たちを祝福するかのような「世直り」とセットになっている(写真:gurahu/PIXTA)
「7月に日本で大災害が起こる」――こんな不穏な噂が国内はもとよりアジア圏にも広がっている。
2021年に出版されたたつき諒氏の漫画『私が見た未来 完全版』(飛鳥新社)がネタ元とされている。
その中で「本当の大災難は2025年7月にやってくる」と明言するとともに、「日本とフィリピンの中間あたりの海底がボコンと破裂(噴火)」し、「南海トラフ地震の想定をはるかに超える壊滅的な大津波が日本の太平洋側を襲う」という予知夢の内容を紹介していた。
「地震の予知は困難」と内閣府がコメント
同作は、すでに90万部を超える大ヒットになっており、中国語版も発売され、香港や台湾でも大きな話題になっている。
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