令和の小泉劇場はすでに始まっているのかも。そして、それは凋落の要因にもなりうる…庶民の困窮を政治利用する「ポピュリズム」の悪しき構図

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小泉進次郎
米価高騰はとどまるところを知らない(写真:時事)

政権を揺るがすほどの大きなうねりを巻き起こした「令和の米騒動」が、ここに来て急転直下の勢いで一変している。

「コメを買ったことがない」発言で辞任した江藤拓農林水産大臣に代わり、新たに大臣に就任した小泉進次郎氏が「備蓄米5kg2000円」を掲げて、随意契約での売り渡しを進めたからだ。早いところではもう店頭に並んでいるだろう。

とどまるところを知らない米価高騰

米価高騰はとどまるところを知らない。農林水産省によると、全国のスーパーで5月12日~18日に販売されたコメの平均価格は5キロあたり4285円(税込み)で、前週から17円値上がりし、2週連続で過去最高を更新した。

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