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壮絶な不幸の連鎖を断ち切ったデミ・ムーア ≪毒親、レイプ…≫それでも「良い母親」であり続けた

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  • 猿渡 由紀 L.A.在住映画ジャーナリスト
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最終的にジニーは病気で死んだのだが、デミが子供の頃から、彼女は何度となく自殺未遂をくりかえしてきた。そうすることでかまってもらいたかったのだ。

父ダニーはというと、デミが17歳の時に自殺。ただし、死亡時に血液から大量のアルコールが検出されたせいで自殺と断定できず、保険会社はいくばくかを払うことになった。

デミや親戚は、ダニーがすべて計算の上でやったことではないかと思っている。そもそも、ダニーはそれまでに重い病気と診断されていたし、そうでもしなければモーガンに残すお金は何もなかったのだ。

デミ自身も若い頃は落ち着かなかった

ところで、デミの母方の祖父も、不倫だらけで祖母を苦しめた挙句(幼かった母ジニーは、自分の父が親戚のおばさんとベッドにいるところを目撃した)、飲みに出かけて車の事故を起こして死んでいる。

デミ自身も、若かりし頃は不倫と無縁ではなかった。最初の夫でミュージシャンだったフレディ・ムーアは(デミは今も彼のラストネームを使っている)、出会った当時は既婚者で、デミが略奪した形。だが、結婚式の前夜、デミはその日に会ったばかりの男性と秘密で一夜の関係を持った。

結婚後、女優としての仕事が好調になり、『アバンチュール・イン・リオ』(1984)のロケでブラジルに行くと、そこでも間違いをおかす。その時は正直に夫に打ち明け、離婚に。20歳の若さでバツイチになってしまった。

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