SBI北尾社長、フジ・メディアの改革が進まなければSBIとして株式5%以上の取得に乗り出す考えを示唆

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(写真:ブルームバーグ)

SBIホールディングス(HD)の北尾吉孝会長兼社長は9日の決算会見で、社外取締役候補として構造改革を訴えているフジ・メディア・ホールディングス(HD)に関して、改革が進まなければSBIとして株式5%以上の取得に乗り出す考えを示唆した。

北尾社長はフジHDのメディア事業とSBIグループの金融・ITテクノロジーを融合することで収益拡大が可能との認識を示している。元タレントが起こした女性との性的トラブルへの対応をはじめ、ガバナンス(企業統治)不全が指摘されたフジHDに対して、株主総会の結果や改革の動向次第では、同社株の取得に乗り出す可能性を示した。

フジHDを巡っては、物言う株主(アクティビスト)の米ダルトン・インベストメンツが4月、取締役選任に関する株主提案を行い、北尾氏を含む12人を社外取締役候補として株主総会での選任議案に盛り込むよう求めている。

著者:堀内亮

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