4月に立てた目標を早々に断念した人こそ知ってほしい! あなたの"三日坊主"の悪習を絶つ「30日間の戦略」
人は、先が予想できず、メンタルの準備ができていないと、たやすく失敗してしまう。それを解決するのが、この戦略だ。
まずは、30日間を、10日間ずつ三分割する。各段階で新しい習慣を定着させるにあたっての「感情的な壁」が発生するからだ。
普通の人は、こういった関門や障害が段階的に発生すること自体に気づかないため、壁が立ちはだかると不快になり、克服する術がわからずにあきらめてしまう。でも、先が見えていれば、グッと克服しやすくなるはずだ。
■ 第一段階:耐えがたい期間(1~10日目)
新しい習慣をとり入れる、または古い習慣をやめるための最初の10日間の壁は、「耐えがたい」気分になることだ。
2、3日はラクにできてワクワクするかもしれないが、それは「新しいことを始めるときの高揚感」であって、新鮮味がなくなったとたんに現実が戻ってくる。ああイヤだ。辛い。もう楽しめない。心が拒絶して「もうイヤだ」と思うと同時に身体のあらゆるパーツが変化に抵抗する。「この感覚は好きじゃない」
ほとんどの人の問題点は、この10日間の「耐えがたい気分」が一時的なものだと知らないことだ。
新しい習慣をとり入れるには、永遠にこの辛さに耐えなくてはいけないと思い込み、「こんなに辛いなら、やめておこう。そんな価値はない」と自分に言い聞かせる。その結果、多くの人が、繰り返し失敗する。エクササイズ、禁煙、減量、予算内の買い物など、人生のクオリティを上げるはずの新しい習慣を始められずにいるのだ。
しかしあなたには、他の人にはない強みがある。最初の10日間に備えることができるという強みだ。今の苦しみは、最初の10日間だけの一時的なものだと知れば、逆境に打ち勝つことが少しはラクになるのではないだろうか。
得られるものが大きければ、10日間ぐらい頑張れる。そうだろう?
新しい習慣を取り入れる最初の10日間は、実際ラクではない。いわば戦いだ。何度もイヤになるかもしれない。でも、絶対にできる。だんだんラクになるのは確実だし、その報酬として、人生に望むすべてを叶える能力が手に入るのだと考えてほしい。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら