大阪モノレール1000系「開業以来の古参」最後の姿 1990年から活躍する「0番代」で残る04編成

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時代に合わせて様々な“進化”を遂げた一方、行先表示器がいまだにLED化されておらず、運転席は緑色のままであるなど、登場時の雰囲気もところどころに残す1000系の0番代。だが、前述のとおり3000系が製造されるにつれて数を減らし、現在は残り1本となった。

万博記念公園駅 大阪モノレール1000系
太陽の塔に見守られながら万博記念公園駅に入線する大阪モノレール1000系の0番代(撮影:伊原薫)
【写真をすべて見る】1990年の開業以来、大阪モノレールを支えてきた1000系。04編成の車両基地でしか見られない姿。最新の3000系と並ぶ様子も近く見納めに

開業以来の古参、最後の姿

「今までよく頑張ってくれたと思います。この04編成が活躍するのもあとわずかですが、最後まで安全運行を続けられるよう、気を引き締めて整備してまいります」(小田さん)

開業から35年間、大阪モノレールとその沿線の発展を支えてきた1000系0番代を、鉄道ファンの一人として、そして開業日から乗車してきた沿線住民の一人として、最後まで温かく見守りたい。

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伊原 薫 鉄道ライター

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いはら かおる / Kaoru Ihara

大阪府生まれ。京都大学交通政策研究ユニット・都市交通政策技術者。大阪在住の鉄道ライターとして、鉄道雑誌やWebなどで幅広く執筆するほか、講演やテレビ出演・監修なども行う。

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