初心者必見!山歩きのための「パッキング術」 バッグに“絶対に入れておくべきアイテム”とは?

必要な荷物をバックパックへどう詰めるか
バックパックに荷物を詰めることを「パッキング」と呼ぶ。パッキングの方法というと、たいていの登山入門には「重いものは背中に近い側」と書いてある。これはテントでの泊まりがけ山行などで20キロを超えるような重い荷物の場合には、たしかに正しい方法だ。
しかしフラット登山は日帰りで気軽に山道を歩くことを目的としているので、こんなことまで気にする必要はない。荷物が軽いからだ。わたしのいつものバックパックは、軽いときで5キロぐらい。重くても10キロに満たない程度である。
そのぐらいの重量なら、バックパック内の重さのバランスなどどうでもいいと断言できる。
わたしがパッキングで心がけているのは、シンプルきわまりない「バッグ・イン・バッグ」のルールである。つまり、荷物はすべてスタッフバッグやポーチに小分けしてバックパックに収納するということだ。
バッグ・イン・バッグのメリットはいくつかある。まず、小分けしないでバックパックに放りこんでしまうと、出し入れするのが厄介だ。都会の電車の中とかで、膝の上に置いたバッグの中を延々とまさぐって何かを探している人をたまに見る(そういう人に限ってスーパーのレジ袋みたいなものを使っていたりするので、カシャカシャクシャクシャと実にうるさくて不快である)。あれと同じである。スタッフバッグやポーチなら、すぐに取り出すことができる。
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