Cチャンの行く先は「世界的映像通信社」 動画サービス「C CHANNEL」の未来<2>
<1>「森川亮は「世界的スター」の育成を目指す」
森川氏とは日テレ同期でずっとつながっていた
──C CHANNELに参画した経緯は?
もともと森川とは日本テレビの仲のいい同期。互いに音楽好きという共通項で盛り上がって、入社当時の研修後によく飲みにいく間柄でした。森川が日本テレビを辞める前の1994年ごろ、マルチメディア系のプロジェクトで一緒になって、「インターネットが盛り上がっているよね」という話をしたのを覚えています。日本テレビでオフィシャルなメールアドレスを取得した最初の6人のなかの2人でもありました。
彼がソニーに移ってからも、新しいサービスがあるとそのたびに紹介してくれたし、紹介制SNSのグリーやミクシィに招待してくれたのも彼だった。私が演出したドラマの感想も、わざわざくれていた。会社は違っても緩やかにつながっていたわけです。
私がインターネット事業局に異動した時に、夏野剛さんを紹介してくれたこともありました。その後も、ネットの新しいテーマ出しや、アイデア段階で議論をしていましたが、「新しい事業をやるから、よかったら一緒にやらないか」と誘ってくれた。ものすごく悩みましたが、テレビ番組制作を25年やって、縁あってネットの世界も勉強したので、本気でやってみようかなと決断しました。やるからにはベンチャーに参画しようと。今年の4月末に決意して、6月末に26年勤めた日本テレビを退職しました。
森川氏とは日々アイデアを交換
──森川社長から求められているものは?
森川がリーダーで、私が動画づくりの実務の執行をする関係です。具体的な注文というよりは、経営者としてビジョンを提示して、「三枝、こういうビジョンはどう思う」と投げられた時に、「こっちがいいんじゃない?」というやり取りをしています。
ターゲットを絞ってから深度を掘り下げるなど、お互いにアイデアを出しながら取り組んでいますが、森川の経営者としての人脈、実力でいろいろな案件が来るので、大変ですよ。ファーストディールとして彼が持ってきた案件を、実務に落とす作業をやるのが私です。あとは森川にはやれない、自分が培ってきた制作畑の部分を見るのが、私の役割です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら