持ちたいのは家庭でも職場でもない「サードプレイス」。自分のスキルを生かした“プロボノ“や、集える“シェアハウス”で広がる40代の可能性

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いまは、社会とのつながりを持てる場を自分でつくっていかなければならない時代です(写真:Graphs/PIXTA)
40代。キャリアにも家庭にも変化が訪れ、これまでの「頑張り方」が通用しなくなることも多い時期です。そんなとき必要になるのは「仕事の質」を変えていく戦略。
本稿では、経営コンサルタント・藤井孝一氏の新刊『40代がうまくいく人の戦略書』から、組織の中で求められる“改革”の視点や人脈づくり、プライベートとの両立方法など、40代の「今」と「未来」を輝かせる“具体策”を3回にわけて紹介します。

社会とのつながりを持てる場所

「サードプレイス(第3の場所)」という言葉をご存知でしょうか。

この言葉は、アメリカの社会学者、レイ・オルデンバーグの著作『サードプレイス』(みすず書房)で生まれました。

家庭(第1の場所)でもなく、仕事の場(第2の場所)でもない「第3の場所」が、人が社会で生きるための重要な役割を果たしている。それを指摘したのが、この「サードプレイス」という言葉です。

たとえば、40代にもなれば、居酒屋やスナックのような行きつけの飲み屋を持っている方も多いと思います。あるいはひと息つける、昔ながらの喫茶店を憩いの場にしている人もいるでしょう。

このサードプレイスをコンセプトにして、大成功を収めてきたのがスターバックスです。

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