東洋経済オンラインとは
ライフ

「江頭を出したら当然こうなる」「芸風が令和に合っていない」と賛否両論に…。江頭2:50「暴走芸で永野芽郁が涙」一番の非は誰か

7分で読める
  • 城戸 譲 ネットメディア研究家・コラムニスト・炎上ウォッチャー
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

しかしながら、コンプラ尊重の時代においては、それが永野さんではない誰に対してであっても、許されにくい風潮がある。そのさじ加減を見誤り、必要以上にあおった制作側に、一番の非があるのではないか。

視聴者との温度差が明確になればなるほど、その番組の炎上リスクは高まる。ズレが起きているのは、視聴者間も同様だ。人によって、思い描く「江頭2:50像」が異なり、抱く嫌悪感は大きく異なる。

ネットユーザーにとって、江頭さんは「気配りの人」

かねてネット上には、江頭さんの「いい人伝説」や名言が流布されていた。それについて長年本人は言及していなかったが、「エガちゃんねる」が開設され、「ブリーフ団」と呼ばれるスタッフとのやりとりから、それらの真偽について言及する機会も増えている。

そして、いまや「あたおか」と呼ばれるファン(「頭がおかしい」の略で、おそらく江頭さんが謙遜および自嘲する意図で用いている)のみならず、多くのネットユーザーにとって、江頭さんは「気配りの人」のイメージで定着している。

一方で、一般の視聴者には、“素”の部分が伝わっていないため、「江頭はテレビに出してはいけないタレント」として認識されている。どれくらい演出された「ヤバい人」なのかといった認識のズレもまた、今回の感謝祭論争を加速させる要因になっているのだ。

あまり言及しすぎると、営業妨害になりかねないのだが、むしろこれは江頭さんにとってチャンスでもある。コンプラ尊重の時代においては、むしろ「周囲の期待に応えての行動だ」との印象が広がった方が、批判の的になりにくい。「令和版エガちゃん」として、この機会に「双方合意のもとで作られた乱入芸」を生み出せば、エンタメ界に新境地が開かれるかもしれない。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象