
日本ではあいにく会話型のボイスコントロールがオンラインでつながっていないのだけれど、少なくとも、車載の機能を使うのに、聞き取り能力は高く、たとえばエアコンの温度設定やオーディオ操作などはストレスなく操作できた。
もうひとつ、ユニークな特徴は「アンビエントライティングプロ」と「ダイナミックターンインジケーター」という機能がオプションで選択できること。1ユニットあたり364個のLEDを組み合わせたランプのパターンや、室内の照明の色などをモニター画面で選べる。
なかでもリアコンビネーションランプに組み込まれた「ダイナミックインタラクションライト」は、緊急停車時にはLEDが緊急表示板を即座に連想させる三角形を作るなど、外部とのコミュニケーションに活用できる、これはこの先、ピクトグラムや文字が表示できるようになるだろうから、さらなる発展が期待できる技術だ。
この性能にしては良好な燃費性能


燃費はリッターあたり13.4km(WLTCモード値)なので、この性能ぶりからすると、アウディはかなり頑張ったといえる。S5アバントの価格は1060万円と安くないが、A5のベーシックモデル(110kW)が599万円から、その上のクワトロを備えた150kWのA5が681万円からと、S5とはちょっと離れたモデルとはいえ、魅力的な価格設定。ディーゼルのTDIは現時点で価格未発表だ。
A5 TFSI 110kW 599万円
A5 TFSI quattro 150kW 681万円
A5 TDI quattro 150kW(ディーゼル) 後日発売
S5 1035万円
A5 Avant TFSI 110kW 624万円
A5 Avant TFSI quattro 150kW 706万円
A5 Avant TDI 150kW(ディーゼル) 後日発売
S5 Avant 1060万円
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら