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「人間はなぜ働く必要があるのか?」狩猟採集社会まで遡って、働き方の歴史を考えてみる

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そして都市部では、新たに誕生した職業に基づく共同体も生まれます。大工、石工、建築家、技師、下水処理人など新しい専門職が誕生すると同時に、大規模な集団(都市)の秩序を維持する官僚、裁判官、兵士なども必要になります。

農耕社会がもたらしたもの

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そのなかで、職業と一体化した社会的アイデンティティ(職業内での協力・支え合いの関係)も生まれていったのです。

宇 野「農耕社会の生産性の高さが、都市とか専門的な職業を生む源泉となったんですね。働き方も、狩猟・採集とか農耕だけでなく、新しい専門的な職業が生まれていくもととなったのが、農業が生み出す余剰だったというのも興味深いです」

真 由「でも、その生産性や余剰を生み出す農耕作業って、そこで働く人たちに過酷な労働を課すもので、身体的にも大きな負荷がかかるものだったんですよね。こんな辛い思いをするくらいだったら、元の自然な生活に戻ろうってならなかったんでしょうか」

なぜ元の生活に戻る選択はなかったのか。続きは3月28日(金)に配信予定です。

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