「高校無償化で公立淘汰」起きてしかるべき理由 前原誠司「統廃合は不可避、質的競争を促す」

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――日本お大学にも、例えば東大にも基金はありますよね?

東大にも一応、基金はあります。ただ、年間で入れているお金が2億円ちょっと。ハーバード大学とは3ケタ違います。一方で、国立大学なので国から多くの運営交付金ももらい、授業料も上げている。なので、こういう大学の構造そのものがまず変わらなきゃいけない。

無償化について批判の声を上げてくださる方がいるのは、私はありがたいことだと思っています。少なくとも無関心ではないということなので。関心を持ってくださっている皆さんに、いやいや無償化だけじゃないんですよ、大学改革もセットで行っていくべきなんですよと伝えたい。

それで、話は元に戻りますが、親の所得に関係なく優秀な子はいっぱいいるわけです。そういう子に道を開く。それが無償化だと思っています。

撮影・編集:昼間將太、田中険人
青山 和弘 政治ジャーナリスト、青山学院大学客員研究員

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あおやま かずひろ / Kazuhiro Aoyama

元日本テレビ政治部次長兼解説委員。1992年日本テレビ入社。1994年に政治部に異動し、以来羽田政権から石破政権まで16の政権を取材。野党キャップ、自民党キャップ、ワシントン支局長を歴任し、国会官邸キャップを2度6年に渡り務める。与野党、省庁を問わない幅広い人脈を持ち、分かりやすい解説には定評がある。2021年に独立し、メディア出演、記事執筆など精力的に活動している。HP:青山和弘オフィシャルウェブサイト

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