目標「達成出来る人・出来ない人」決定的な違い 「目標の立て方」で、結果はすでに決まっている

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一方で、目標を達成出来ないヒトというのは、その目標が仕事だろうとプライベートだろうと関係無く達成出来ないものである。

何故か?

恐らくここまでくると気が付いた方も多いかと思うが、目標を達成出来るか否かは、目標を立てる段階ですでに決まっている、という事だ。

目標の立て方、と言っても良いかも知れない。

勘違いしないで頂きたいのは、ここでいう「目標を立てる段階で決まっている」はイコール「簡単な目標を立てる」という事では無い、という事だ。

簡単であろうと難易度が高かろうと、達成出来るヒトというのは達成するし、出来ないヒトは出来ない。

そしてその違いは目標を立てる段階ですでに決まっている、という事だ。
具体的にどう違うのか、それを以降考えて行きたい。

大切なのは「目標を設定するに至った経緯」

まず目標を立てる、というとその「目標そのもの」に目が行きがちだ。

営業成約件数●●とか、ダイエット●キロ、とかいう数値や対象そのものだ。

確かにそういった数値目標等は大事だし、最終的にはその様な目標に落とし込まれることになるのだが、その前にやる事がある。

それは現状分析であり、適切な課題設定である。

要は「目標を設定するに至った経緯」が大切、という事だ。

上記の営業とダイエットのケースで考えてみよう。

新規の営業成約件数100件を目指す、という目標を立てるとしよう。

この100件という数字の大小はさておき、より重要なのはそこに「至った経緯」だ。

自社のトップ営業マンが年間100件だからそうなのか、それとも新人はまずそこを目指せ、と言われたからなのか、その経緯は様々であろう。

しかしながら、重要なのはまず自分の現状の成約件数及びその分析をキチンと行い、自分にとって適切な、課題設定を行う事だ。

自分の現状の件数が10だとしよう。

営業における成約、獲得件数というのは単純化すると、「アプローチ件数×成約率」だ。

現状自分はアプローチの件数、絶対数がそもそもトップ営業マンや先輩社員と比べてどうなのか、そして成約率はどうなのか。

双方に問題がある場合もあるし、より一方が少ない、という偏りがあるケースもあるだろう。

いずれにしても、何が根本的な原因となって現状の成約件数になっているのか、そしてどこに注力する事で「伸びしろ」があるのか。

そういった現状分析をキチンとする事で、自分にとって足りないのは、アプローチ先を効率的に探す手法が問題なのか、時間の使い方なのか、それとも成約率を上げる為の訪問先分析が甘いのか、はたまたプレゼン内容やトークに問題があるのか、などが見えてくる。

つまりは現状分析をキチンとする事で、適切な課題設定ひいては目標設定が出来る、という事だ。

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