梅宮アンナ「胸はもういらない」病を得て感じた事 「雷が落ちたような痛み」全摘後の壮絶なリアル

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がんになってから今までのこと、これからのことを語った梅宮アンナさん(写真:CancerX提供)

タレントの梅宮アンナさん(52歳)は昨夏、乳がんになったことを公表して以来、自身のSNSなどで治療の日々を積極的に発信している。

今回、「がんと言われても動揺しない社会へ」を合言葉に活動している一般社団法人CancerXのイベント「World Cancer Week2025」のトークショーに登壇し、体験談を語った。

診断から「治療法を決める」まで

梅宮さんは、がんと診断され治療が始まってからのことを、「まったく、別世界に放り込まれた状態」「地球にいるけど、違う星に来たのかと思うほど、1つひとつ新しくて。イチから始める気持ちです」と話す。トークショーでは「どのように乳がんと診断され、治療法を決めたのか」から話が始まった。

2024年5月、梅宮さんはシャワーを浴びた後、鏡に映った右乳房が小さくなっていることに気付いた。

「『あれ?』っていうぐらい小さくなったので、私にも更年期がきたんだと思いました。でも、アメリカに住む娘に相談したら『ママ、病院へ行ったほうがいいよ』って言われて、すぐ人間ドックを受けていた病院で検査を受けました」(梅宮さん)

マンモグラフィー検査、超音波(エコー)検査を受けても、はっきりわからなかった。このため、医師から「次の外来のとき、針を刺して細胞を取りますね」と言われた。乳房に針を刺し、細胞を採取して顕微鏡でがんの有無を確認する病理検査のことだ。

その結果、乳がん(浸潤性小葉がん)でステージはⅢA(乳房のがんの大きさは5センチ以下、リンパ節への転移がある)と診断された。

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