ミニストップからプリカが消えた「ポイ活」狂騒曲 最大4.5%還元に群がるガチ勢、問題行動も発生

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ミニストップの店頭から楽天ギフトカードが払底。何が起きているのか(写真:筆者撮影)
2023年度には約2兆6569億円(矢野経済研究所調べ)が発行されたというポイントサービス。決済などを通して誰でも手軽にポイントを得ており、もはや「一億総ポイ活」ともいえる状況だ。
そんなポイ活だが、「ガチ勢」のポイ活事情はすさまじい。日夜、さまざまな方法を駆使し、ポイントを得るための努力を重ねている。そんなポイ活市場の現在地に迫る。
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ガチ勢が熱い視線を注ぐミニストップ

いま、ポイ活ガチ勢たちが熱視線を向けるコンビニエンスストアがある。ミニストップだ。関東や東海を中心に展開するイオン系コンビニで、アイスクリームやポテトフライといったファストフードが充実しているイメージが強い人も多いだろう。

コンビニ大手3社に比べると印象の薄いミニストップに、なぜポイ活ガチ勢が集まっているのか。彼らのお目当ては「楽天ギフトカード」だ。

同カードは、楽天市場などの支払いに利用できる電子マネー「楽天キャッシュ」をチャージできるPOSAカードだ。POSAカードとは、レジを通すことで有効化されるプリペイドカードで、AmazonギフトカードやApple Gift Cardなどが有名。コンビニのレジ横などに置かれているのを目にしたことがある人も多いのではないだろうか。

この「楽天キャッシュ」は、楽天市場での利用のみならず、楽天証券での投信積み立てや楽天ペイ経由で税金や商品代金の支払いなどに活用ができる。楽天ギフトカード自体は大手コンビニやスーパーなどでも販売されているが、多くの人があえてミニストップに足を運ぶのはその「還元率の高さ」が理由だ。

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