「断られてばかり」高収入の40代婚活男性の"本音" 「お付き合いに進まない」ダメ思考パターンとは

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筆者は、なおに言った。

「時間は有限です。2人の距離が縮まらないと感じながら会い続けるなら、交際終了にして、そのお相手に会っている時間を、新しいお相手を探したり、お見合いしたりする時間に当てたほうがいいのではないですか? そのほうが時間を有効活用できると思います」

もし、数回会っているのに2人の距離が縮まらないと感じたときには、半日、1日と、長い時間のデートをしてみるといい。

郊外にドライブに出かけたり、アミューズメント施設を訪れたりなど、長い時間を一緒に行動してみると、それまで見えていなかった相手の一面を知ることができ、未来の関係性があるかないかの輪郭がわかる。

その後、なおはあきらと郊外の自然公園に出かけ、1日を過ごしたようだった。そのデートを終えて、なおが筆者に言った。

「昨日、あきらさんと長めのお出かけをしましたが、行動、会話、いろんな面において自分の主張が強い人に感じました。そこに私が合わせていったとしても、長い結婚生活のなかだと苦しくなると思う。昨日1日一緒に過ごしてみて、2~3時間の食事デートではわからなかったところがたくさん見えました」

そして、なおはあきらとの交際を終了にした。

ゼロからスタートする勇気も必要

婚活を続けていると、付き合う人がゼロになってしまうことに恐怖を感じることがある。だが、キープをしている人がいれば、次の出会いにすべてのエネルギーが注げなくなる。断る勇気、ゼロからスタートする勇気も婚活には大切だ。

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また、婚活が長くなると、お見合いすることが習慣化されてしまう。しかし、なんとなく婚活を続けていても、結婚には近づけない。

婚活とは、結婚をするための活動なので、真剣に相手と向き合うことにエネルギーを注ぎ、濃い時間を過ごすことを心がけることが、結婚につながる近道なのだ。

鎌田 れい 仲人・ライター

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かまた れい / Rei Kamata

雑誌や書籍のライター歴は30年。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も。『週刊女性』では「人間ドキュメント」や婚活関連の記事を担当。「鎌田絵里」のペンネームで、恋愛少女小説(講談社X文庫)を書いていたことも。婚活パーティーで知り合った夫との結婚生活は19年。双子の女の子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。公式サイトはコチラ

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