投資で負ける人がやりがち「5つの悪癖」とは何か 「慌てて利益確定」「目移り」…あなたは大丈夫?
負けない投資といえども、年率5%のリターンがあれば、長期の積立投資によって立派な勝者になれます。将来お金に不安がなくなるだけの、十分な資産形成が可能です。
「頑張ればもっと儲けられる」発想の落とし穴
仕組み化することでほぼ何もしなくても、この成績を収めることができるのなら、何か積極的に動けばもっと好成績になるのではないか?……そう考えられる方もいらっしゃることでしょう。
この記事では、そんな人がやりがちな「5つの悪癖」をご紹介します。
これはやってはいけません。「正しい投資信託」を選んでいることが前提ですが、この先も負けない投資ができる可能性が高いです。
10~20年先、あるいは老後の資金のために資産形成しているはずなのに、少額を儲けただけで利益確定するのでは、目標を見失っているといえます。
数千万円単位の資産をつくる当初の目標を思い出してください。日銭を稼ぐために投資しているわけではないはずです。
少し儲けては売って、別の投資先を探して投資し直して、またそれも少し儲けては売って……はじめのうちはうまくいく可能性はあります。しかし、続けていくうちに、再現性は下がっていくでしょう。
投資信託は約6000銘柄あります。新NISAのつみたて投資枠の対象となる投資信託だけに絞っても約300銘柄もあります。ゆえに、投資信託について学べば学ぶほど、選択肢の数が増え続けるように思いがちです。
しかし、必ずしもそれが投資成績に結びつくものではありません。手数料が高い投資信託、成績が悪い投資信託があるからです。
「正しい投資信託」は、私は5つに絞れると思っています。その投資信託にさえ出会えたのであれば、さらに新たな投資信託を探す必要はまずありません。
若い方なら、時間という最大の武器を味方にすれば、「正しい投資信託」1本で戦えます。他の投資信託に可能性を託す必要はないと思います。
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