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「仮説と検証」うまい人なら一瞬で解く算数クイズ 「複数の可能性を並べ、1つずつ潰していく」思考

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とはいえ、もう1つ可能性があります。「○+△+□+1=2□」になっているかもしれないわけです。繰り上がりは「1」なのか「2」なのかを考えなければならないわけです。

百の位がわかれば、答えが出る

では、最後の桁である百の位を見てみましょう。百の位は、繰り上がった結果になります。例えば、「○+△+□+1」の和が10〜19の間の数なのであれば「○=1」になり、20〜29の間の数なのであれば「○=2」になります。「○=3」になるのは30〜39の間の数なときですが、○も△も□も1桁の数ですから、30以上になることは考えられません。

ですので「○=1」か「○=2」だと考えられます。どちらが正解かがわかれば、この問題は簡単に答えが出ます。

そう思って考えていくと、実は「○=2」はありえないことに気付きます。

「○=2」のとき、「○+△+□+1」って、「2+△+□+1」ですね。△と□は1桁の数で、「2+△+□+1」は20以上になるわけですが、どんなに数が大きくても、△と□は8と9ですよね。「2+8+9+1=20」ですから、「□=0」になります。

「□は8か9」と考えて計算を進めたのに、「□=0」という結果が出てしまいました。これは矛盾なので、「〇=2」は成り立たないことがわかります。

こう考えると、「◯=1」だとわかるのです。

ここまでくれば簡単です。「1+□=10」ですから「□=9」。「1+△=9」ですから「△=8」になります。

「11+88+99=198」で、ピッタリこの図のとおりになりますから、これが正解だとわかります。

いかがでしょうか? 数学という科目は、仮説と検証を大事にしつつ、範囲を狭めて可能性を消していく思考をしていくものです。

ミステリー小説で探偵が事件を推理するのと同じように、1つ1つ丁寧に仮説・検証をしていく必要があるわけですね。ぜひ参考にしてみてください。

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