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ホンダにとって三菱自が意中の相手かもしれない 「上場は維持したい」、参加の形は三菱Gが決める

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単独で生き残れない三菱自。行方は三菱グループが握る。

「アウトランダーPHEV」の外観
「アウトランダーPHEV」は専門家からの評価が高い(写真:三菱自動車)

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昨年末に発表された、ホンダと日産自動車の経営統合計画。背景にあるのが、自動車業界全体に通底する強烈な危機感だ。本特集では、国内メーカーの合従連衡の動きのほか、中国勢が攪乱する世界市場の最新動向など、自動車業界の最前線を追った。

「あちらがどうなっても御社とのお付き合いは深めたいですね」。1月7日に開催された自動車業界の賀詞交歓会。会場の隅にいたホンダの役員は、あいさつに来た三菱自動車役員にそう軽口をたたいた。

ホンダと日産自動車が経営統合することを前提に、三菱自も合流を検討している。ただ、2社が統合に進まなかった場合でも、三菱自とは関係を深めていきたい。ジョークの体を取ってはいたが、ホンダ側の本音だろう。

ホンダにとってシナジーを出しやすいのは日産よりも三菱自という見方は自動車業界、株式市場で根強い。

重要性が高まるPHV

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