スズキ「ソリオ」3気筒エンジン化は吉と出るか フェイスデザインやパワートレインを大幅変更

✎ 1〜 ✎ 169 ✎ 170 ✎ 171 ✎ 172
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
ブレーキホールド機能付きの電動パーキングブレーキも新しく採用した
ブレーキホールド機能付きの電動パーキングブレーキも新しく採用した(写真:スズキ)

ほかにも、新型ソリオの「ハイブリッドMZ」とソリオ バンディットでは、「電動パーキングブレーキ」を装備。シフト操作やアクセルと連動してパーキングブレーキが作動・解除されるため、スムーズな発進を可能とする。さらに、信号待ちなどでブレーキペダルを踏み続けなくても停車状態を維持する「ブレーキホールド」機能を持つことで、長距離ドライブや渋滞路などでの疲労軽減にも貢献する。

ルーミーとのシェア争いは

新型モデルの価格(税込み)は、ソリオで192万6100円~259万3800円、ソリオ バンディットで230万3400円~264万8800円だ。先代モデルでは、同じマイルドハイブリッド車の価格(税込み)がソリオ192万1700円~221万9800円、ソリオバンディット212万5200円~225万600円。新型は全体的にやや高くなっており、とくにソリオ バンディットは17万8200円~39万8200円の値上げ幅だ。

一方のソリオは、最安値のグレードについては価格変動も少ないが、最上級グレード「ハイブリッドMZ」では最高値の4WDが259万3800円で、先代マイルドハイブリッドの最高値であるハイブリッドMZ・4WDの229万3500円と比べ、30万円以上高い。さらに、ライバル車ルーミーの価格(税込み)は、174万2400円~229万4600円。新型ソリオやソリオバンディットはかなり価格が上がった印象が強く、価格帯的にはルーミーのほうが優位に感じる。

次ページライバルであるルーミーも生産が再開し、ソリオはどうなる?
関連記事
トピックボードAD
自動車最前線の人気記事