日本人が不安定な社会で「自分の財産」を守る方法 トランプ大統領の再登場で心配される2025年

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2025年の金融マーケットをざっと俯瞰してきたが、まとめると次のようなポイントになると考えていい。

①トランプ政権誕生の影響を見極める
②アメリカ株には割高感がある
③日本株は高値更新の可能性もあるがアメリカ次第
④トランプ政策に左右されない金融商品にも投資
⑤暗号資産はトランプ政権の規制緩和で大きく上昇か?
⑥市場の乱高下に備える!

節税効果のあるNISAやiDeCoのような積立型の投資は、こうした市場変動には強い金融商品だ。長期的に見れば、株式の暴落リスクなどは短期間では影響を受けるものの、安い価格で株式を購入できるチャンスでもある。

その一方で、金やビットコインは節税効果も少なく、短期間の運用になるものの、分散投資という意味ではお勧めかもしれない。1つの金融商品に集中投資するのは、波乱含みの2025年はあまりお勧めできない。

岩崎 博充 経済ジャーナリスト

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いわさき ひろみつ / Hiromitsu Iwasaki

雑誌編集者等を経て1982年に独立し、経済、金融などのジャンルに特化したフリーのライター集団「ライトルーム」を設立。雑誌、新聞、単行本などで執筆活動を行うほか、テレビ、ラジオ等のコメンテーターとしても活動している。『老後破綻 改訂版』(廣済堂出版)、『日本人が知らなかったリスクマネー入門』(翔泳社)、『「老後」プアから身をかわす 50歳でも間に合う女の老後サバイバルマネープラン! 』(主婦の友インフォス情報社)など著書多数。
 

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