もはや電車関係なく嫌だ、車内「迷惑ランキング」 マスクしない人増え「インフル大流行」に危機感

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6位は「酔っ払った状態での乗車」。コロナ禍のさなかでは8〜9位だったが順位が上がった。コロナ禍が収束し、外で酒を飲む機会が増えたためのようだ。

7位は「荷物の持ち方、置き方」。リュックを背負って通勤・通学する人が目立つようになった2018年には1位になったが、その後は啓発活動が進み、多くの乗客が周囲に配慮して荷物を持つようになった。9位の「スマートフォン等の使い方」、13位の「ヘッドホン・イヤホンからの音もれ」もそれぞれ2019年に4位、2018年に5位だったが、啓発活動により徐々に改善した。これらの項目の順位が低下したことは啓発活動が功を奏した好例といえる。

エスカレーター「片側空け」は

一方で気になったのは16位の「エスカレーター・エレベーターの利用の仕方」である。鉄道各社は事故防止の観点からエスカレーターは歩かず立ち止まって乗るように呼びかけており、その意味では16位という順位の低さは啓発活動に効果があったということになるが、エスカレーターの空いている片側を歩いている人が依然として絶えない。

民鉄協の担当者は「順位にかかわらず重要な課題であることには変わりない」と話した。

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