もはや電車関係なく嫌だ、車内「迷惑ランキング」 マスクしない人増え「インフル大流行」に危機感
全国の私鉄が加盟する日本民営鉄道協会(民鉄協)が毎年実施している「駅と電車内の迷惑行為ランキング」の最新版(2024年度版)が2024年12月19日に発表された。
同年10月1日から11月30日までの2カ月間にわたって民鉄協のホームページ上でアンケート調査が行われ、5314人から回答が得られたという。今回ははたしてどのような結果となったのだろうか。
2024年度1位は「せきやくしゃみ」
2024年度迷惑行為ランキングの1位は、「周囲に配慮せずせきやくしゃみをする」。2019年度に新設された項目で、2019年度は6位、2020~2021年度は4位、2022年度は5位、2023年度は2位と順位は上昇基調にあったが、今回ついに1位となった。
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっていた2020〜2022年よりも現在のほうが高順位というのは不思議な感じもするが、コロナ禍のときは乗客全員がマスクを着用していたからせきやくしゃみが気にならなかったと考えれば納得がいく。
民鉄協は「鉄道利用時に限らず日常生活でマスクをつけることが当たり前となっていたコロナ禍から、2023年5月の外出時における行動規制の緩和を機に、電車内でマスクを外す人が徐々に増えたことで感染症に対する不安や危機感を感じた方が多く回答したとみられます」とコメントしている。
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