ネットで話題!「変態回転寿司」に行ってみた 寿司以外にも珠玉の料理が100品前後!
③とりあえずビール!のお供が絶品生ハムだとは
というわけで、まずはビールを注文すると、名物店長の西尾明さんが流暢な口上を交えつつおすすめの生ハムをスライス。「ハモン・セラーノ・トレベレスの20カ月熟成とハモン・イベリコ・デ・ベジョータの53カ月の盛り合わせです!」。通常、寿司屋の大将から聞くセリフではない。どちらも旨みが乗ってしっとり。生ハムは月に3~4本売り切る人気商品。寿司屋なのに!
1グループ1皿限定のメニュー
④みんながこれ食べてるから頼んでみた……
これだけ“世界の料理ショー”状態だと、あれこれ頼んでみたくなるのが人情ってもんだ。お次は何にしようかとキョロキョロしていると、あちこちのテープルに運ばれているコレを発見!
いざ手元に来てみると、このボリュームたっぷりに再びびっくり&その上値段も超破格!
しかもマグロの脂と、赤ワインベースのしっかりとしたソースが相性抜群。1グループ1皿限定なのも、むべなるかな。
⑤そろそろお寿司にいってみたい、けど本格的な煮込み料理とワインも気になる!
かつてカナダ・バンクーバーのレストランで腕を振るっていた西尾店長。その頃の経験を生かして、寿司+ビストロ料理という唯一無二の業態を編み出した。
「色々な国の文化がミックスする土地で、その面白さを知ったんです」。ギネスビールで煮込んだイベリコ豚は、ホップのほろ苦さが印象的で、スパイシーなワインにも合う。
⑥いや、さすがにそろそろお寿司食べないとね
やっとのことでたどり着きました。ここいらでひとつ、寿司をいただかないとね。というわけで、小田原漁港で揚がった地魚の盛り合わせを。この日はメダイ、マゴチ、クロムツが登場。寿司ネタの種類も多く、申し分ない仕上がり。
ビストロ的なメニューに心奪われている客の横で、ごく普通の回転寿司店のように、ひたすら寿司の皿を重ねるご家族の姿もある。