返信、締切り忘れに「失念していた」が反感買う訳 「バタバタしていて」「忙しくて」も職場では禁句
「遅れてすみません!どうやら総武線で信号機故障があったようでして。おかげで振替え輸送で遠回りすることになってしまって。10分前に着くように出たのですが、30分も余計にかかっちゃって……。申し訳ありませんでした」
開口一番このように言い訳を述べられたら、仕方ないとはいえ気持ちのよいものではありません。理由を述べたところであなたの評価が上がるわけでもありません。
(アナウンス)ただいま〇〇付近の信号機に不具合がありましたため、現在確認中につき電車に遅れが生じております。現在復旧の目処は立っておりません。
(メールやチャットで)「恐れ入ります。ただ今、〇〇線の信号機故障で遅延が発生しており、遅れる可能性がございます。復旧時間など、状況がわかり次第ご連絡いたします。大変ご迷惑をおかけし申し訳ございません。」
あなた「遅れまして大変申し訳ございません! ご迷惑をおかけしました」
相手「〇〇線の事故だったんですよね? 今日は大変でしたね」
あなた「いえいえ、お待たせして本当に申し訳ありません」
相手「それは仕方ないですよ。最近多いですからねー。では始めましょうか」
こんなふうに到着後は最低限のやりとりですませたほうが、あなたの誠実さを印象づけることができます。
相手にとっても、これから何時間かをともにする相手に対し、序盤からモヤモヤを抱えたくはないはず。潔く謝ってくれて、さっさと別の話題に移行できれば、気持ちを切り替えやすくもなります。
まずは、到着前のできるだけ早いタイミングで、お詫びと簡単な理由をお伝えする。到着したら、相手を待たせてしまったことに対しての謝罪のみに徹する。これが、あなたの信頼度を最大限に上げる戦略です。
失言は気づいたら即訂正
会話中、ずっと相手の名前を間違えて呼んでいた! 失礼にあたる言葉を発してしまった! 尊敬語と謙譲語を間違えて使っていた! などなど、あとでハッと青ざめた経験は、誰しも一度はあるのではないでしょうか。そんなとき、あなたはどんな対応をなさっていますか?
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