「前2輪」のユニークな形状で走るRaptorの可能性 街中の走行で快適かつ安全な移動手段を追求
逆に、歩道は6km/hの制限があるのだが、これを守らずに歩道をハイスピードで疾走している人も多い。高齢の方や、子供が安心して歩けない歩道でいいのだろうか?
Raptorに秘められた大きな可能性
では、日本に適した『ラストワンマイル』のモビリティとはどんなものなのか? それを模索しているのが、RDSの鈴木行里社長と、千葉工業大学未来ロボット技術研究センターfoRoの古田貴之所長が共同創業したROIDZ TECHのRaptorだ。
電動で、スペック上は40km/hぐらいの速度が出る。前2輪の3輪車で、ちゃんとシートもあるので、とても安心して乗ることができる。もちろん、急制動も可能。前2輪なので、路面が悪くても、滑りやすくてもかなり安心してブレーキをかけることができる。
Raptorのユニークなところは、下部の動力ユニットと、上部ボディ、操作系を切り離して交換できるということだ。
上部はスポーティなボディや、カジュアルで乗りやすいボディに切り替えることができる。ライディングポジションや重心位置が変わると、必然操縦性も変わる。誰にでも扱いやすい操作性にも、スポーティな操作性にもできる。
それだけではない。将来的には自動運転ユニットを付けて、この上に荷物を載せて走ったりすることもできる計画だ。
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