しかし、「カフェ・ド・クリエ」には、他のC-Unitedのブランドのような際立った特徴がありません。筆者は「カフェ・ド・クリエ」には中庸の美学が詰まっていると感じます。
ちなみに、社長の友成勇樹さんは、もともと日本マクドナルドの出身で、米国のマクドナルド本社では世界中の社員に教育をしていた経歴の持ち主とのこと。
番組内では「珈琲館」のFCオーナー・店長のもとを訪れ、現場の声を吸い上げるシーンも写っていました。好調の理由がわかりますね。
すべてが丁度良い塩梅
安めだけど安すぎない価格設定と、広すぎず狭すぎずの店内の座席レイアウト。
安価をウリにしているお店は席間が近くくつろげないうえに混みすぎるきらいがあるし、高級感をウリにしているお店は、居心地はいいけれど、通い詰めると財布にダメージがありすぎる。
「カフェ・ド・クリエ」はこの中間地点なので「めっちゃ安い!」とか「めっちゃサービスがいい!」とか、際立った特徴はないからこそ、丁度良い塩梅なのです。
メニューもいたって普通。凝ったものはないけれど、コーヒーもフードどれもがきちんとおいしい。インテリアもおしゃれすぎず、肩肘はらずにゆっくりできる。
それでいて、カウンター席にはコンセントがあり、フリーWi-Fiが完備されている上に、喫煙ブースもあるので、スモーカーの人と打ち合わせする際にも重宝するのです。痒いところに手が届くとはこのこと。
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